セローにはいつも標準のスパークプラグを使っているのですが、今回はイリジウムプラグを試してみました。
とは言え約5000km使ったプラグから新品に交換したら多少良くなるのは当たり前だと思うので、先に新品の標準プラグでちょっと走ってみてます。
セローのプラグ交換はとても簡単です。
プラグキャップを軽く揺すりながら真っ直ぐ引き抜いて、プラグ本体を18mmのディープソケットで外します。毎度のことですが、焼け具合を見ても良いのか悪いのかよくわかりません。
ちなみに品番はDR7EAです。中規模以上のバイク用品店ならだいたい置いてあると思います。500円でお釣りが出ます。
取り付けは逆の手順なので省きますが、砂などの混入と締め付けすぎには注意してください。
交換して100kmほど走りましたが、正直ほぼ違いはありませんでした。まぁ消耗品は効果が出る前に交換したほうが良いのでこんなもんでしょう。
次にイリジウムプラグに交換します。標準プラグと比較してみると先端が細く尖っています。
品番はDR7EIXです。イリジウムプラグを置いてる店でもこの品番は取り扱っていなかったので、通販で購入しました。お値段1200~1700円ほど。
1500kmほど乗ってみた感想始動、アイドリングは特に変化なし。加速もほとんど同じぐらい。
ただ低回転のノッキングが減っていて、いつも5速40kmだと半クラで誤魔化すかギアを落とすのですが、35kmぐらいまで粘るのでギアチェンジをサボれます。
燃費はほぼ同じぐらい。セローのタンク容量は9Lちょっとなので、航続距離に影響無さそうです。
劇的なパワーアップはさすがにありませんでしたが、
・低回転フィーリングの向上
・燃費が若干良くなる
・(おそらく)標準プラグより寿命が長い
この3つの利点が標準プラグに700円ほど足して手に入るなら、性能やコスト的にも十分おすすめのパーツだと思います。
セローみたいにプラグ1本で済む場合は、ですけどね...。