バイクに乗っていると手が寒いので、ZETAのスクードプロテクターを買いました。取り付けには同社のアーマーハンドガードが必要です。
元からつけてるXCプロテクターと比べるとかなり大きいです。
前方の面積はもちろんのこと、手前にも大きいので防風性能に期待できます。
このスクードプロテクターは上下(左右)逆につけることで、
雨風を防ぎやすいアドベンチャーモード
スタンディング時の腕を妨げないスポーツモード
この2つに切り替えることができます。角度も微調整できるので、かなり汎用性が高そうです。
早速取り付けです。ボルト2本だけなので作業は簡単ですが、付属のボルトがXCの物と同じなので明らかに短いです。ちょっと不安になるぐらい短かったので、手持ちのM6×20mmのボルトで取り付けました(写真はありません)
風を防ぎたいので、とりあえずアドベンチャーモードの大体真ん中で取り付けました。無地のマットブラックなので純正っぽいです。
そして防風性能もそこそこ良い感じです。この日は7度ぐらいでタイチの冬用グローブを着用していたのですが、手に直接当たる風が軽減されました。
しかし、当然とは言え温かくも無いです。
風の直撃こそ防げるものの、どうしても巻き込んでくるので手全体が冷えてきます。特に小指側から冷えてきますね。
「指の感覚が鈍くなる」から「手全体が冷たい」になるのは大きいですが、真冬だとやはりグリップヒーターが欲しくなります。
ハンドリングについてですが、下道ではほとんど変化はありませんでした。
バイパスや高速だといつもより横風が怖いです。オフ車なので横風に弱いのは当たり前なのですが、スクリーンとハンドガードの間から入ってくる風が乱れる感じです。
せっかくなのでスポーツモードも試してみました。アドベンチャーモードと比べると親指と小指の付け根、特に手の甲が冷えてくるので防風性は劣ります。
ただ指先に関してはほぼ同じなので、スタンディングすることが多いならこっちでも十分アリだと思います。見た目も少しすっきりしますし。
取り付け位置による干渉ですが、ハンドルをフルに切ったら膝が当たります。
19mmハンドルを上げててこれなので、純正状態だともっと当たりそうです。
タンクやシュラウドとのクリアランスは余裕があるので、こっちは純正のままでも大丈夫そうでした。
指先の冷えはかなり軽減できるものの、やはりハンドルカバーほどの防風性は無さそうです。
見た目と性能を両立させたいのならアリ......と言いたいところですが、5度以下になる真冬だと電熱系と併用しないと厳しいです。
最近はお手軽かつ安いグリップヒーターも出てるので試してみようかな。
その後↓