99%舗装路

主にセロー250(DG17J)を整備した時に更新されるブログ。不定期更新です。

セロー250のフロントブレーキディスクを交換

こんにちは。伊藤です。この前フロントホイールを外した時に、ブレーキディスクがやたら引っかかるのが気になりました。

ディスクがすり減って外側の縁に“耳”が出来てしまっているのが原因なので、今回はブレーキディスクを交換しました。

用意した物はこちらです。純正Fブレーキディスク→7837円

ディスクのボルト×6→88円×6

ブレーキフルード(ヤマハのやつ)→397円

Fブレーキパッド(デイトナのやつ)→2456円

Fリザーバータンクのダイヤフラム→720円(ついでに)

Rリザーバータンクのダイヤフラム→323円(ついでに)

 

必要な工具のサイズ8.10.12.17.19mm.プラスの2番

 

まずはブレーキディスクから交換します。車体を上げる前に、ピストンを戻した時にフルードが溢れないように少し減らしておきます。プラスネジ2本でキャップが開けられるので、シリンジやウエスでフルードを少し減らします。出来るだけ車体を水平にするとやりやすいです。

 

このダイヤフラム(下のやつ)はブニョブニョになっていたので、新品に交換しました。

 

またキャップをしてから、フロントアクスルを緩めます。ついでにディスクボルトも緩むか確認しましたが、問題なく緩みました。

フロントアクスル→19/17mm ディスクボルト→10mm

 

車体を上げてホイールを取り外しました。

 

ディスクボルト6本を外します。小さめのボルトですが、ネジロックが塗ってあるのでそこそこ硬かったです。

 

この前買ったタップでネジロックの残りを綺麗にします。パイプブラシとパークリでも良いのですが、タップを使うと楽に綺麗になるのでおすすめです。ディスクが座る面もなるべく綺麗にしました。

 

新品のディスクと取り外した物を比較。古い物はレコード盤のように凸凹しています。そして外側の縁はパッドが当たらないので、ホイールを脱着する時に引っかかってしまう訳です。

ちなみにディスクの厚みは新品が3.5mmで、古い物は3.1~3.2mmぐらいでした。使用限界が3mmなのでまだ大丈夫っちゃ大丈夫ですが、9万キロ以上使ったのでもう十分でしょう。

 

新しいディスクを取り付けます。ここのボルトは再使用不可で、ネジロックの塗布も指定されています。マニュアルには「ネジロック」としか書かれていなかったので、中強度の物を使いました。

あとは対角締めをするのと、かなり弱い締め付けトルクなので締めすぎ注意です。トルクレンチに任せましょう。

 

交換が終わったらホイールを取り付けて車体を下ろします。

 

次にブレーキパッドを交換しますが、最近書いた記事と被るので割愛します(手抜き)

 

と言うわけでささっと交換しました。古いブレーキパッドもまだ厚みがありましたが、ディスクとパッドはセットで交換した方が良いらしいので、潔く交換です。

それと左右で微妙に残り具合が違いますが、片押し式キャリパーだとピストン側の方が減りが早いらしいです。

新しい物はデイトナのハイパーシンタードです。特にこだわりも無いので、信頼性とコスパの良いやつにしました。

あとは前後のブレーキフルードも交換しました。地味な作業ですが何気に時間かかるんですよね~。おまけに写真を撮るのも忘れてしまいました…。

 

300kmぐらい走った感想当たり前なんですけど、当たりが付くまではびっくりするぐらいブレーキが効きません。なので最初のうちは超安全運転、後ろに車がいない時はレバーをニギニギしながら慣らしました。

慣らしが終わるとしっかり効くようになりました。パッドを違う物にしましたが、効き具合はそんなに変わらないような…。

とりあえず消耗品は交換できたのですっきりしました。