こんにちは。伊藤です。この前フロントホイールを外した時に、ブレーキディスクがやたら引っかかるのが気になりました。
ディスクがすり減って外側の縁に“耳”が出来てしまっているのが原因なので、今回はブレーキディスクを交換しました。
用意した物はこちらです。純正Fブレーキディスク→7837円
ディスクのボルト×6→88円×6
Fブレーキパッド(デイトナのやつ)→2456円
Fリザーバータンクのダイヤフラム→720円(ついでに)
Rリザーバータンクのダイヤフラム→323円(ついでに)
必要な工具のサイズ8.10.12.17.19mm.プラスの2番
まずはブレーキディスクから交換します。車体を上げる前に、ピストンを戻した時にフルードが溢れないように少し減らしておきます。プラスネジ2本でキャップが開けられるので、シリンジやウエスでフルードを少し減らします。出来るだけ車体を水平にするとやりやすいです。
このダイヤフラム(下のやつ)はブニョブニョになっていたので、新品に交換しました。
またキャップをしてから、フロントアクスルを緩めます。ついでにディスクボルトも緩むか確認しましたが、問題なく緩みました。
フロントアクスル→19/17mm ディスクボルト→10mm
車体を上げてホイールを取り外しました。
ディスクボルト6本を外します。小さめのボルトですが、ネジロックが塗ってあるのでそこそこ硬かったです。
この前買ったタップでネジロックの残りを綺麗にします。パイプブラシとパークリでも良いのですが、タップを使うと楽に綺麗になるのでおすすめです。ディスクが座る面もなるべく綺麗にしました。
新品のディスクと取り外した物を比較。古い物はレコード盤のように凸凹しています。そして外側の縁はパッドが当たらないので、ホイールを脱着する時に引っかかってしまう訳です。
ちなみにディスクの厚みは新品が3.5mmで、古い物は3.1~3.2mmぐらいでした。使用限界が3mmなのでまだ大丈夫っちゃ大丈夫ですが、9万キロ以上使ったのでもう十分でしょう。
新しいディスクを取り付けます。ここのボルトは再使用不可で、ネジロックの塗布も指定されています。マニュアルには「ネジロック」としか書かれていなかったので、中強度の物を使いました。
あとは対角締めをするのと、かなり弱い締め付けトルクなので締めすぎ注意です。トルクレンチに任せましょう。
交換が終わったらホイールを取り付けて車体を下ろします。
次にブレーキパッドを交換しますが、最近書いた記事と被るので割愛します(手抜き)
と言うわけでささっと交換しました。古いブレーキパッドもまだ厚みがありましたが、ディスクとパッドはセットで交換した方が良いらしいので、潔く交換です。
それと左右で微妙に残り具合が違いますが、片押し式キャリパーだとピストン側の方が減りが早いらしいです。
新しい物はデイトナのハイパーシンタードです。特にこだわりも無いので、信頼性とコスパの良いやつにしました。
あとは前後のブレーキフルードも交換しました。地味な作業ですが何気に時間かかるんですよね~。おまけに写真を撮るのも忘れてしまいました…。
300kmぐらい走った感想当たり前なんですけど、当たりが付くまではびっくりするぐらいブレーキが効きません。なので最初のうちは超安全運転、後ろに車がいない時はレバーをニギニギしながら慣らしました。
慣らしが終わるとしっかり効くようになりました。パッドを違う物にしましたが、効き具合はそんなに変わらないような…。
とりあえず消耗品は交換できたのですっきりしました。