こんにちは。伊藤です。今回は珍しく旅行に行ってきました。
メインの目的地は静岡県磐田市にあるヤマハコミュニケーションプラザです。
バイクではなく電車で行ったので、最寄りの御厨(みくりや)駅からスタート。
新幹線の停まる浜松駅から在来線で4駅と、アクセス良好です。駅にある地図にも載ってます。RevsCircleってヤマハっぽいな~って思ったのですが、調べてもよく分かりませんでした。
歩きます。暑いけどまだ歩ける気温で良かったです。
駅から最初の信号を左→次の信号を右に曲がると、大きなヤマハの看板が見えます。迷うことは無いでしょう。
この道の周りはほとんどヤマハ発動機の建物です。当たり前なんですけど、ヤマハって大きい会社なんだなぁ…。
来客用の駐車場が見えたら、その交差点を渡らずに左に曲がります。すぐにヤマハコミュニケーションプラザに到着です。奥のビルはまた違う建物ですが、それにしても大きいですね。
ちなみに駅からプラザまで徒歩15分ぐらいでした。
中に入るとこんな感じ。予想以上に綺麗でびっくりしました。
左側に受付はあるのですが、事前予約や記入の必要はありませんでした。それに入館料もありません。
開館25周年だったようで、ちょっとしたお菓子を貰いました。小さいのにちゃんとバイクが描かれてます。かわいい…!
1番最初に展示されているのはテネレ700。何気に発売前の2024年モデルです。メーターとウィンカーが変わったらしいのですが、実物を間近で見るのは初めてなのでよく分かりませんでしたw
登場からずっと気になってるバイク。背が高いけどスリムな感じで、意外と乗りやすそう…。もちろん跨ったり触ったりはできませんよ。
その奥にはトレーサーが回転しながら展示されています。R1MやNIKENの方がフラッグシップ感がありそうなのになーと思いきや、これはミリ波レーダー付きのトレーサー9GT+でした。
こちらも発売前のバイクなので、一足早く実車を見たい方にもおすすめです。
その後ろにはヤマハ製エンジンの車たちが。この赤い車はOX99-11と言う車で、開発断念となった幻の車だそうです。
説明文やエンジンルームも撮ったのですが、自分が映り込んで残念な事になってしまいました。
V型12気筒のカッコいいエンジンが載っていたので、詳しくは調べてね。
もちろんmotoGPマシンも展示されていました。GPマシンのエンジンが非常にコンパクトでびっくりしました。
こちらは跨りOKのコーナー。motoGPマシンにも跨がれちゃいます。右にあるR1はシミュレーターっぽいやつで、その奥には物産コーナーとお絵描きコーナーがありました。
ずらっと並んだ現行車たち。自分のセローも綺麗に乗っているつもりでしたが、やっぱり艶が違いますねぇ。
個人的に1番面白かったのが、覧故考新のコーナー。時代と消費者がどのような物を求め、ヤマハが新しい価値をどう創造するかが年代ごとに展示されていました。
今回は通勤通学に使われるスクーターがメインでしたが、他のジャンルでもやってほしいぐらい面白くて見応えがありました。
1階には他にも様々な物が展示されています。マリン製品や四輪バギー、鍛造技術や製造過程など、1階だけでもかなり見応えがあります。
続いては2階へ。吹き抜けになっているので、上から見下ろせるのも良いですね。
2階は一応順路があり、まずはヤマハ発動機の歴史から始まります。ヤマハ初の量産車YA-1からモータースポーツ参戦、グローバル化と50年分の歴史が展示されています。
比較的コンパクトな歴史コーナーを抜けると、今度はレースマシンとその時代を代表するバイクが展示されています。昔のレースマシンってほんとにコンパクトと言うか、低く作られてるんですね…。タンクが自分の腰より低い位置にあって驚きました。
レースマシンの立ち姿と題されたコーナーでは、文字通り直立したマシンを見ることができます。エキパイの留め方がすごい割り切ってる…。
モトクロッサーやラリーマシンもありました。
このテネレが一際目立つぐらい大きかったです。サブタンク含めて60L以上入るなんて、車並みですね。
中にはお漏らししてるマシンもありましたw他にもエンジン周りが油っぽいレースマシンがあり、お漏らししてる中にも歴史を感じられて良かったです。
一応3階もあるのですが、自販機のある休憩スペースと会議室だけでした。
それでもこの展示物の多さと密度がすごいです。結局1時間半ぐらい見て回ったので、お腹いっぱいです。
バイクに限らず、工業製品に興味のある方に超おすすめの施設でした。
入館料も掛からないので、自分が楽しめた分だけグッズを買って帰りました。見るのが楽しくて写真の撮り忘れが多いのと、帰り際になってからコインロッカーに気がついたのは惜しかった…。
次の日はスズキ歴史館にも行ってきました。