99%舗装路

主にセロー250(DG17J)を整備した時に更新されるブログ。不定期更新です。

君尾/泉富林道ツーリング

前回のツーリングに引き続き、今回もメジャーな林道に行ってきました。

京都府綾部市にある林道君尾線林道泉富線です。この2つの林道は繋がっていて実質1つの林道になっており、総延長は約11kmとなかなかのボリュームがあります。

ツーリングマップルにも載っており、自分が調べた限りでは比較的走りやすいダートとの事ですが、今年の大雪の後ではどうでしょうか…。

 

日付:2022年5月中旬

車種:セロー250/GP210

前日の天候:曇り

当日の天候:曇りのち晴れ

 

まずは湖岸道路から琵琶湖大橋を渡り、道の駅琵琶湖大橋米プラザでお昼ごはん。日中は30度近くまで気温が上がる予報でしたが、微妙に曇っていてまだ寒いぐらいです。

 

国道477号線京北を目指します。酷道マニアには有名(?)な百井別れ。右奥と左奥が国道477号線です。

この辺りは相変わらずの狭さと急勾配ですが、新しく舗装されてました。綺麗な路面と迫りくる杉林がチグハグで、ちょっと不思議な光景。

 

狭い区間を抜けると川沿いの快走路に。ここの川はほんとに綺麗です。

大堰川と言う川で、このまま桂川になるらしいです。

 

京北まで来ると一気に気温が上がってきたのでインナージャケットを脱ぎました。日陰は嬉しいけどトンネルは寒い気温。

 

周山街道ではなく府道を伝い、道の駅和(なごみ)で休憩。

何羽ものツバメが巣を作っていました。道の駅って大体ツバメが住んでる気がします。

 

そのまま府道1号線へ。この辺りは標高が高いってわけではありませんが、山と谷を行ったり来たりするので景色が良いです。

そして道の気温計は30度を表示しており、この日の最高気温となりました。

 

府道1号線を福井方面に走り、目当ての林道の入り口へ。

 

キャンプ場、お寺、林道、温泉の標識があります。

写真を撮ってる間に数台の車とバイクが下りてきました。林道では無いでしょうが、そこそこ往来がありそうです。

地図では赤ピンの道を北に曲がります。

 

山へ入っていくと分かれ道がありますが、直進して君尾線に入ります。

このあやべ温泉のフォントがホラー番組っぽいなと思いました。

 

直進すると舗装林道になりました(写真は逆向き)

道は綺麗で明るめの林道ですが、カーブミラーが無いので注意です。

 

ここで分かれ道。

左に上がる道と右の平坦路がありますが、左です。右は光明寺に続いてる道だと思います。

 

程なくしてダートが始まりました。「違法車両通行できません」の立て看板が。もちろん合法車両なので通行可能です。

 

フラットダート~やや大きめの砂利道でとても走りやすいです。

林業用であろう支線はありますが、明らかに違う雰囲気なので迷うこともなく。

 

実は最近ハロゲンバルブが切れまして、LEDに交換しました。

またそのうち記事にします。

しました→セロー250にクロライトのLEDバルブ取り付け - 99%舗装路

 

しばらく走っていると大きめの三叉路に出ました。左の道は進入禁止なので直進です。

 

脇には林道施工記念碑がありました。

今までの道が君尾線で、ここから泉富線になるようです。

 

三叉路を過ぎるとちょっとワイルドな感じに。落石と倒木がちらほら、川が流れたであろう小さいクレバスも増えてきました。

さっきまでと随分違うので、作業車がメインで使う道では無さそうです。

 

とは言っても荒れてるってわけではないので、走りやすい路面です。水溜まりやぬかるみも、小さいものが数か所ある程度でした。

 

走行中はあまり開けた景色を見ることはできませんが、徒歩で傾斜を登るとなかなか良い景色でした。

 

この写真の撮影後、斜めにできたクレバスを渡る角度が悪く、フロントが滑りそのまま左にズシャーッすっ転んでしまいました…。

速度は出ていないもののスタンディングからの転倒、そしてセローに挟まれる左足。

幸いにも足をすぐ抜くことができ、痛むもののセローを起こすことができました。

車体のダメージもあまり無かったので(マジで?)、下山することに。

引き返すか先に進むか悩みましたが、林道に入ってからの走行時間を考えると進んだほうが早そうだったので進むことに。

 

ここからの下りは超びびっていたのもありますが、この林道の中では1番石が大きくカーブも急で走りにくかったです。

倒木が切ってあったので一応使われてはいそうですが、やはりメインの道は入り口~石碑っぽいですね。

 

10分ぐらい走ると舗装路に出ました。読みが当たって良かったです…。

そして何より、こんなに舗装路が嬉しかった事はありません。

 

振り返ったところ。泉富線の林道杭がありました。

地表示はありませんが府道487号線です。

 

改めてセローと自分のダメージを確認。

セローはレバーホルダーとハンドガードが回転していたので直し、ミラーも緩んでいたので増し締め。あとはフロントフェンダーとスクリーンの傷だけでした。

ほんとセローって頑丈だな…と関心しました。

自分は膝と足首が痛いものの歩けるしバイクも乗れるので、そのまま帰路に就きました。

途中の薬局で冷湿布を買いトイレで貼っていたのですが、ちょっと組織から追われる映画っぽいなって思いました(それどころではない)

 

帰宅してから念のため車に乗り換えて病院に行きましたが、骨にも異常無しで一安心。セローは何回か倒していますが、ここまでしっかり転けるのは初めてなのでショックです…。

最近ポジションを調整してスタンディングが楽しくなっていたのですが、それにも関わらず肝心のタイヤはオンロード向けなのに調子に乗ってしまいました。

おまけに装備も普通のツーリング程度の物だったので、我ながら甘いです。

自分の慢心が原因ですが、この程度で済んだのは偶然だったと、反省ですね…。

 

セローも林道探索も好きなので、次からは装備を整えた上で気をつけて乗りたいと思います。自分が言うのもなんですが、皆さんも気をつけましょう!

 

後日↓