最近、セルの回りが若干弱い気がします。
今使っている台湾ユアサのバッテリーは4年5ヶ月目(44000km)なので、ぼちぼち性能は低下しているはず。
まだ寿命は来ていませんが、来てからでは手遅れなので、念のためにバッテリーを交換しました。
用意したのはこちら。
純正(GSユアサ)のYTZ7Sです。
今回もリーズナブルな台湾ユアサにしようかと思いましたが、2000円ぐらいの差だったので純正に戻してみます。
それと必要な工具はヘックス5mmとプラスドライバー#2、シート裏用に8mmのレンチも使います。
とりあえずシートを外します。純正だと8mm×2本で留まっています。
右のサイドカバーを留めているヘックス5mmのボルトを外します。ワッシャーがカバーに残りやすいので注意。
2箇所の突起から手前に引っこ抜き、前にずらすとカバーが外れます。
バッテリーの配線を外します。
時計とトリップメーターがリセットされるので、ガソリン残量を計算されている方は注意です。左の黒いマイナスを外してから、右の赤いプラスを外します。どちらもプラスネジで留まっています。
バッテリー本体を外します。ゴムベルトの下側を外してから、バッテリーの前や上にある配線を退かします。
バッテリーは斜めに引き抜くので、バッテリー上部とフレームの間にある配線が邪魔になりやすいです。
バッテリーを手前に倒し、引っこ抜けば取り外せます。
純正と台湾ユアサの物を比較。当時は気にしていなかったのですが、こうやって並べると台湾ユアサの方が僅かに大きいですね。
端子の形状は結構違っていました。純正の方が僅かに大きいのと、中に入れる四角ナットの座りが良くなる形状になっています。
台湾ユアサの方は、ナットの高さを合わせないと駄目なんですよね。これがなかなか曲者で、取り付け時に苦戦した記憶があります。
もちろん本体サイズや端子の違いによる問題はありませんが、やはり純正ってよく出来てるんだなぁと感心します。
さっきとは逆の手順でバッテリーを取り付けます。バッテリーを置いたら、付属の四角ナットをマイナスは上から、プラスは正面から取り付けられるように端子に入れます。
撮り忘れていたので、代わりに取り外したバッテリーで図説。そうしたら、プラス→マイナスの順に配線を取り付けます。
純正だとナットの位置を合わせる必要が無いので、軽く押し付けながらネジを回せばスムーズに締まっていきます。
後はバッテリーの周りを元に戻し、カバーとシートを付ければ交換完了です。
ついでに充電機用の配線を少し移動させました。
リセットされた時計の合わせ方も置いておきます↓
・キーオンにしてRESETボタンとSELECTボタンを同時に長押し
・時が点滅するので、RESETボタンで合わせてSELECTボタンで決定
・分が点滅するので、RESETボタンで合わせてSELECTボタンで決定
乗ってみた感想元気良くセルが回るようになった…気がします。
どちらかと言うと予防整備でしたし、グリップヒーターを付けて配線が多くなる前に交換したかったのです。
電装系はほとんど触らないので少し不安でしたが、ひとまず無事に交換できてよかったです。